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FXで借金をしてしまうのはなぜ

FXで借金をしてしまうのはなぜ
牧野:多田さんは、詐欺・悪質商法に精通し、その知識を基にした執筆活動やテレビ・ラジオ出演、新聞や雑誌の連載、講演会など幅広く活動されています。「キャッチセールスに本当についていったら、どうなるのか?」という疑問に、実際について行ってその手口を暴露した著書『ついていったら、こうなった』がベストセラーになっています。投資マルチの仕組みから教えてください。

若者が被害に遭いやすい悪質商法

【事例】SNSで高校時代の先輩に誘われ飲食店に行くと、見知らぬ男性もいて「このUSB教材を使えば誰でも簡単に儲けられる」「先輩もこのUSBで利益をあげた」と言われ興味を持った。翌日、再度説明を受け本当に儲かるならと契約した。商品代金は「消費者金融から借金すればよい」と言われ、ローンカードの借金で支払った。契約後8日が過ぎた頃「マージンがもらえるから友達を勧誘するように」とシステムの説明をされ、マルチ商法だと気付いた。マルチ商法とわかっていたら契約しなかった。解約し支払った商品代金を返金してほしい。[20歳代・男性]

【アドバイス】ピラミッド式の販売組織の会員になって商品を販売し紹介料をもらうビジネスをマルチ商法と言いますが、商品を購入後、「人を紹介すれば収入が得られる」と告げるいわゆる後出しマルチと呼ばれる手口も増えています。この場合、事業者からマルチ商法ではないと主張される可能性があります。顔見知りの知り合いから勧誘される以外にSNS等の普及により会ったこともない人から勧誘されるケースも見られます。「誰でも儲かる」「すぐに元が取れる」と言われても鵜呑みにしてはいけません。また「お金がない」と断っても「借金すればよい」などと言われて消費者金融等で借金させられるケースも多いので、きっぱり断ることが大切です。もし特定商取引法の連鎖販売取引(マルチ商法)にあたる契約ならば、契約書面を受け取った日から20日以内であれば「クーリング・オフ制度」により無条件で契約解除ができます。契約して1年以内で商品を受け取ってから90日以内の未使用品であれば、価格の1割を上限に解約料を負担すれば解約できる「中途解約制度」もあります。なお、組織の加入契約はいつでも解除できます。簡単に儲かるウマイ話はありません!きっぱりと断りましょう。

2. 「お試し」のつもりが定期購入に!

<ネット広告等をきっかけとしたトラブル>
【事例】
インターネットのサイトでお試し価格のダイエットサプリメントを代引きで注文した。1回きりの購入と思っていたら2回目の商品が届いた。サイトの広告をよく確認すると4回の定期購入が条件で,4回目が届いたら電話で解約できるとのことだった。定期購入とは分からなかったので1回だけで解約したい。2回目の商品は未開封なので返品したいと思い連絡しているが、電話がつながらない。[20歳代・女性]

【アドバイス】通信販売には、「クーリング・オフ制度」がありません。広告に表示された「返品特約」に従うことになります。インターネット通販の場合、わかりやすい広告表示に加えて最終申込み画面では確認・訂正画面の表示を義務付けております。具体的な画面の表示内容と方法については「通信販売における返品特約の表示についてのガイドライン」に定められています。また、「顧客の意に反して売買契約等の申込みをさせようとする行為」を禁止し、行政処分等の対象としています。どのようなケースが禁止されているかなども具体的に「インターネット通販における『意に反して契約の申込みをさせようとする行為』に係るガイドライン」に定められています。商品を注文する際には、申込みの最終確認画面があるか、それには定期購入が条件になっていないか、条件になっている場合はその期間や回数、支払総額はいくらか、解約や返品ができるかどうかなどをしっかり確認しましょう。定期購入とわからなかったというだけで、すぐに解約・返品できるとは限りませんので注意しましょう。

3. 恋心に付け込まれて

<アポイントメントセールス・デート商法>

【事例】SNSで知り合った男性と電話番号などのプロフィールを交換したら「お時間ありますか?」と突然電話があり、話が盛り上がり、会う約束をした。待ち合わせの喫茶店へ行くと「自分のデザインしたアクセサリーを見て欲しい」と言われ、そのまま展示会場に連れて行かれた。「買ってくれないと関係を続けられない」と男性から言われ、嫌われたくないという気持ちから契約してしまった。その後、男性とは連絡が取れなくなり、高額なので解約したい。[20歳代・女性]

【アドバイス】販売の目的を隠して呼び出し契約を結ばせる商法をアポイントメントセールスといい、特定商取引法の訪問販売にあたります。契約書面を受け取った日から8日間は「クーリング・オフ制度」により無条件で契約解除できます。簡易書留扱いなどの書面で通知しましょう。もしクーリング・オフ期間を過ぎてしまってもこの事例のように、「勧誘者に好意の感情を抱き、かつ、勧誘者も同様の感情を抱いていると誤信していることを知りながら好意の感情の不当な利用をした契約(デート商法と言います)」は消費者契約法で取り消すことができる場合があります。SNSで知り合った人と会う時は慎重にし、また契約やお金のことを持ち出された時は、キッパリと断りましょう。

4. 覚えのない料金を請求された

<架空請求・不当請求>

【事例】スマートフォンに「アプリの未納料金がある。直ぐに連絡するように。連絡がなく、支払いがなければ法的措置をとる」というSMS(ショートメッセージサービス)が届いた。身に覚えはなかったが業者に電話をすると、個人情報を聞かれたので教えてしまった。業者から「和解したいなら、直ぐにコンビニへ行って電子マネーギフト券を40万円分購入し、その番号を連絡するように」と言われ不審になり電話を切った。[20歳代・男性]

【アドバイス】電子メールやSMSで無作為に請求を送信しているものと思われ、請求の文面には、「法的措置をとる」「訴訟する」などと脅し文句が書いてあります。身に覚えのない連絡や請求は無視することです。事例の他にも無料アダルトサイトなどでクリックしたら「登録完了」などの表示が出て、高額な料金を請求されるワンクリック請求もあります。業者に連絡し個人情報を教えて一度支払ってしまうと、しつこく請求を受けることになってしまいます。

5.もうけ話に注意~情報商材のトラブル~

<マルチ商法>

【事例】マッチングアプリで知り合った女性から誘われて、「役に立つから」と言われてセミナーへ行った。FX(Foreign Exchange=外国為替証拠金取引)で利益を得ている人の話を聞いたら、「必ず儲かる」というFXの運用ソフトの購入と入会を勧められ、会員になれば会員制の飲食店も利用できると説明された。断ると女性と会えなくなるのではないかと思い、一旦契約を承知した。しかし、80万円もの高額な請求をされたので、「お金がない」と断ったが、消費者金融2社の無人機に連れていかれて50万円ずつで合計100万円もの借金をさせられ支払ってしまった。業者からは毎日電話が来るが参考にならない話ばかりされ、言われたとおりやったが全く儲からない。後日、誘ってきた女性から、「本当はFXで儲けるのではなく、友人を勧誘して入会させると収入を得られるシステムだから、あなたも友人を勧誘すれば収入が得られる」と教えられ、初めてマルチ商法だと気付いた。解約して代金を返金してほしい。[20歳代・男性]

【アドバイス】この事例は、商品やサービスを契約後、無条件で解約できるクーリング・オフの期間が過ぎてから「人を紹介すれば収入が得られる」と告げる、いわゆる「後出しマルチ商法」といわれる手口です。最近ではSNSや出会い系アプリを使って、知らない人から勧誘されるケースが増えています。初めはFXのセミナーなどと言って誘い込み、会場では「必ず儲かる」「誰でも簡単に高収入」などと儲け話で言葉巧みに勧誘してきます。もし自分が誰かを勧誘してしまったら、被害者から加害者になってしまうかもしれません。また、ネットビジネスの投資等で高収入を得るためのノウハウ等と称して販売される情報のことを「情報商材」と言います。契約前にどんな内容の商品なのか確認できないので、契約し支払った後に「情報商材」が届いて説明と違うと気付くことが多いようです。「情報商材」だけで、簡単に儲かることはありません。ウマイ話や儲け話で勧誘されたらはっきりと断ることが大切です。もし契約してしまった場合は、クーリング・オフの対象期間や解約条件が複雑な場合もあるので、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

6. 「簡単」「高収入」の副業のはずが…

<サイドビジネス商法>

【事例1】副業を探していて、SNSの「初心者でも簡単に高収入」「短時間ですぐに稼げる」という広告を見て、連絡をとった。副業の説明も申し込みも、SNS上だけだった。数日後、マニュアルデータが送られてきたが、SNSで受けた説明より複雑な内容でよく分からなかったので、キャンセルを申し出たが、拒否され、代金2万円の請求を受けている。どうしたらよいか。[20歳代・女性]

【事例2】SNSの広告で「1日15分で高収入」「初心者歓迎」「サポートあり」という副業を見つけた。自分にできるか確認のためにSNSのグループオンライン会議の説明会に参加した。簡単な転売ビジネスだというので月6、000円のサポートに登録をしたが、実際は複雑で難しいと分かった。

【アドバイス】コロナ禍で収入が減り、インターネットやSNSでサイドビジネス(副業)や内職などを探した消費者の被害が増えています。

相談事例と対処法(若者)

【事例】スマートフォンで懸賞サイトに登録したら「30万円当たった」という内容のメールが届いたので接続したら、頻繁に広告メールが届くようになった。しつこく送られてくるので、一度登録すれば届かなくなると思い、「登録無料」の表示だったのでアドレスをクリックし、名前や電話番号を登録した。しかし、後になって出会い系サイトだったと分かった。やめたい。

【アドバイス】「無料」の表示で、出会い系サイトだと表示されていなかったので、契約が有効に成立しているとは言えません。有料の出会い系サイトを無料の懸賞サイトと勘違いさせているので、契約は錯誤による無効を主張し支払いは拒否することができます。氏名や電話番号など、個人情報を入力したため、電話番号でさらに請求を受ける可能性があります。電話番号の変更手続きをした方が良いでしょう。

  • 送信元が特定できないメールには、サイトへのリンク(URL)などがあっても、アクセスしない
    FXで借金をしてしまうのはなぜ
  • サイトにアクセスした場合は、画面をスクロールさせてページ全体を確認する

事例1ネットで通話無料と書いてあったので、無料だと思ってスマートフォンからアダルトサイトに接続した。サイト内の電話番号に発信したところ、登録になってしまった。

【事例2】突然、スマートフォンに「アダルトサイト登録料6万円払え」という電話があった。

【アドバイス】センターには、スマートフォンなどで「アダルトサイト」や「出会い系サイト」に接続し、高額な請求をされたという相談が多く寄せられています。特に、春休みや夏休みには中学生や高校生からの相談が多くなります。「アダルトサイト」や「出会い系サイト」は18歳以下の利用は法律で制限されているのですが、気持ちが開放的になり、好奇心から登録しトラブルに遭うことが多いようです。

  • 不審なメールが届いたらすぐに削除しましょう。
  • 怪しいサイトには近づかないようにしましょう。
  • 着メロ・ゲームサイト等を利用するときは、規約で有料かどうか確認しましょう。
  • 気軽に個人情報(氏名・住所・電話番号等)を教えないようにしましょう。
  • スマートフォンを紛失したときは、すぐに電話会社と警察に届けましょう。
  • 子どもが利用するパソコン・スマートフォンには、フィルタリング機能を設定しましょう。
  • 子どもにアダルトサイトや出会い系サイトを利用しないように教えましょう。
  • 有料サイトトラブルについて家族で話し合いましょう。
  • 子どもが契約トラブルに巻き込まれたら、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

【事例】インターネットの通販サイトで欲しかったブランドスニーカーを見つけ、すぐに代金9,500円を振り込んだ。翌日商品が届き、似ているが注文したものとデザインが違う。発送元は中国で、何度も返品のメールをしたが返事がない。騙されたのか。

【アドバイス】商品の配送ミスや行き違いといったケースもあるかと思いますが、ネット通販の詐欺サイトではないかと思われます。ネットショッピングによるトラブルでは、商品の未着、偽物、粗悪品等の相談が多く寄せられています。最近は、クレジットカード払いよりも銀行口座に前払いする振込型が急増しています。代金を振り込んだ金融機関に連絡しておきましょう。指定口座が外国人名義であったり、個人名義への振込み先は特に注意が必要です。ネットショッピングを利用するときには、業者の所在地、担当者名、電話番号、返品条件、業者の評価や会社の実績等を購入前に必ず調べ、慎重に利用するようにしましょう。

正しく使おう! 役員貸付金・役員借入金の扱い方

金融機関からの評価
役員貸付金には大きなデメリットがあり、それは銀行など金融機関からの印象を著しく下げてしまうことです。金融機関が融資の際に判断材料とするのは、 「返済能力」と「資金使途」 です。役員貸付金が計上されていると、その会社に融資しても社長個人に資金が流れるのではないか、また別の会社に迂回融資されてしまうのではないかなど、「資金使途」の項目において金融機関に大きな疑念を持たれてしまいます。そのため、融資の条件として役員貸付金を減らす、もしくは消すことを提示されることもしばしばあります。
役員貸付金は会社のスタート時には便利ですが、いずれは完済することが望まれることを覚えておきましょう。

利息の発生
役員借入金には利息の発生が任意なのに対し、役員貸付金に対しては税法に準拠した利息を計上しなくてはなりません。これは税法上、役員に対してであっても第三者への貸付と判断されるからです。受取利息は会社の利益として計上されるため、法人税額が増額する場合もあります。

役員借入金のメリットとデメリット

利息の発生が任意
役員借入金は、借り入れ先の社長や役員の同意が取れた場合には、利息を払う必要がありません。これは法人の利益追求の考え方からいって、単に無利息の融資元を見つけたという解釈になるので、問題にはなりません。

返済時期が自由
役員借入金は金融機関等からの借入金とは異なり、返済する時期が自由であるというメリットがあります。いずれは返済しなければなりませんが、自分の会社で資金繰りに余裕があるタイミングを判断して、返済時期を決定することが可能です。

デメリット

相続時の問題
役員借入金は、役員から見れば返してもらうべき債権なので、役員借入金は役員個人の財産となります。そのため、借り入れ先の役員が死亡した場合には、相続財産として相続税の対象となります。よって役員借入金が多額の場合、相続税が高額になってしまう場合があります。

役員借入金により債務超過に
役員借入金がかさんでしまうと、資産より負債が多くなってしまい債務超過となってしまう事も考えられます。銀行からの融資などを考えるのであるならば、債務超過は早急に解消しておく必要があります。

取締役会の承認
利子と担保がない借入金の場合は必要ありませんが、そうでない場合は利益相反取引に該当し、取締役会の承認が必要となります。利益相反取引とは、会社の利益が犠牲となり第三者の利益が図られるような取引のことを指します。つまり、勝手に高利息を設定されたり、会社の担保が失われたりするようなリスクを回避するため、運営者全員の同意を必要とするということです。

どうやって清算すればいいの?

役員貸付金

役員報酬からの返済
毎月の役員報酬の税引き後手取りの中から、一部を貸付金の返済にあてるという方法です。デメリットとして、役員報酬の手取りが減少してしまうこと、また返済するために報酬を増額すれば、役員個人の税負担や社会保険料が増加してしまうことが挙げられます。

貸倒処理
貸し倒れとは、会社が貸付金の返済を放棄することです。役員貸付金は高額になってしまうとなかなか返済が難しいため、貸倒処理も1つの選択肢となります。この場合、放棄した額が役員賞与として扱われて役員個人の税負担が増加すること、会社が計上した貸し倒れによる損失は損金不算入で税金が発生すること、また他の役員の同意が得られない場合はそもそも貸倒処理ができないことがデメリットです。

個人資産の売却
役員個人の資産を売却し、貸付金の返済にあてる方法です。デメリットとしては、売却で利益が出た場合は個人に税負担が発生すること、また不動産の売却の場合は、会社に不動産取得税のような費用が発生することが挙げられます。

個人的な借入れ FXで借金をしてしまうのはなぜ
あまり望ましくはありませんが、役員個人が借入れをして貸付金の清算する方法です。当然ながら役員個人が負債を抱えてしまい、個人に返済能力がない場合は結局会社から財源が引き出されてしまうリスクもあります。

役員の退職
役員を退職することで、退職金を貸付金の清算にあてる方法です。デメリットとして、退職金の手取りが減少してしまうこと、また役員の退職が形式的で実質的に経営を握っていた場合、退職金が役員賞与とみなされ損金不算入となり、個人にも所得税が発生します。

役員借入金

債務免除
役員個人が、会社に対して債務の返済を免除する方法です。ここで免除された金額には法人税等が課せられ、また贈与の認識がなくとも、みなし贈与として贈与税が発生する場合もあります。

暦年贈与
役員が、貸付金を後継者に贈与する方法です。この方法の場合、贈与税の基礎控除額である110万円の範囲内で行えば贈与税は課せられません。

DES
DESとは”Debt Equity Swap(債務資本交換)”の略で、文字通り債務と資本を交換する方法です。つまり貸付先の役員が、債務と交換に会社の株式を取得することで、会社にとっても役員にとってもメリットのある方法です。デメリットとしては、債権の時価相当額と額面金額の差益に対して法人税が発生する場合があること、既存の株主に対してみなし贈与が発生する場合があることが挙げられます。

疑似DES
疑似DESとはDESに似た方法で、会社が役員借入金を一度返済した上で、そのお金を出資する方法です。実際に現金をやりとりするため、DESとは違い資金繰りを考慮に入れなければいけない点や、DESと同様にみなし贈与が発生する場合があることが、デメリットとして挙げられます。

FXで借金をしてしまうのはなぜ

そんな風に不安を感じている方がいるかも知れませんが、実のところ、 FXは借金地獄に陥りにくい投資方法である ことはご存じでしょうか。

特に、ゼロカットシステムのある海外FXでは、FX口座に預けている以上の損失が出ることは無いため、借金が発生する可能性はゼロです。(※金融機関で借金した資金を自らFX口座につぎ込んだ場合は別です。)

それではなぜ、FXで借金地獄に陥ってしまったケースを耳にすることがあるのでしょうか。実は、FXで借金地獄に陥ってしまう原因はたった2つのケースしかありません。

  • ◆FXは基本的に借金が発生しない仕組みなので、借金地獄に陥るケースは稀である
  • ◆FXで借金地獄に陥ってしまうには、以下の2つのケースがある
    ①借金して用意したお金を、FXトレード資金に投入してしまう
    ②相場の急変などでロスカット発動が間に合わず、追証が発生してしまった
  • ◆FXで借金地獄に陥ってしまった場合、任意整理・個人再生・自己破産の手続きを取ることができる
  • 絶対に借金したくないならば、ゼロカットシステムがある海外FXの方が安全!

この記事を読み終わる頃には、FXが決して危険なものではないことを理解でき、借金を負わないために必要な知識を身に着けることができます。ぜひ最後までお読みください。

1. FXでは基本的に借金地獄に陥る可能性は低い

冒頭でも述べた通り、FXは失敗したとしても借金が発生しにくい投資です。特に、海外FXの場合は、借金が発生する可能性はほぼゼロです。

その理由は、 FXで借金をしてしまうのはなぜ ①ゼロカットシステム(海外FXのみ)+②ロスカット という2つの仕組みが存在しているからです。

FXで借金をしてしまうのはなぜ
投資家を守る仕組み 国内FX 海外FX
ゼロカットシステム
ロスカット

1-1. ゼロカットシステムなら追証は一切発生しない

海外FXには、国内FXには無い「ゼロカットシステム」という仕組みがあります。簡単に言うと、口座に預けている証拠金以上の損失が発生しない仕組みで、 口座残高がマイナスにならないので、どれだけ負けたとしても追証は発生しません

追証を払うために借金する事態は起こりえないため、急な相場変動があったとしても、借金を負う可能性はゼロです。口座に預けている証拠金以上の損失は起こりえないのです。

ただし、この素晴らしいゼロカットシステムは海外FXのみで採用されている仕組みです。 国内FX業者は採用していないため注意してください
ゼロカットシステムについてもっと詳しく知りたい方は、「海外FXのゼロカットとは?仕組みとメリット・デメリットを解説」の記事をぜひ参考にしてください。

1-2. ロスカットがあるため追証は発生しにくい

ロスカットは国内FXでも海外FXでも導入されている仕組みです。簡単に言うと、証拠金維持率が一定の割合(業者ごとに異なる)を下回った場合に、それ以上の損失を防ぐために強制決済される仕組みを言います。

例えば「みんなのFX」の場合、証拠金維持率が100%を下回ると強制ロスカットが発動し、持っているポジションが強制決済されて損失が確定します。なぜこのような仕組みがあるかというと、 トレーダーの損失が膨らみ過ぎることを防ぐため です。

しかしロスカットがあることで、損失がマイナスになる前に強制決済されるため、入金した残高以上の損失は出ないようになっているのです。

急増する「投資マルチ」の実態とは? 被害に遭わないためにできること

投資マルチ

牧野:多田さんは、詐欺・悪質商法に精通し、その知識を基にした執筆活動やテレビ・ラジオ出演、新聞や雑誌の連載、講演会など幅広く活動されています。「キャッチセールスに本当についていったら、どうなるのか?」という疑問に、実際について行ってその手口を暴露した著書『ついていったら、こうなった』がベストセラーになっています。投資マルチの仕組みから教えてください。

多田:まず誘われ方として多いのが、友人・知人の紹介やSNS上で知り合った人から、「投資の儲け話がある」と声をかけられ、そのあと「個別で話したい」誘われます。対面で話す場には、いわゆるマルチ商法にありがちな説明役とブリッジという勧誘役の二者がいて、契約を迫られるというもの。

牧野:2対1で人数的にも不利になって、押し切られちゃったりするのでしょうか?

多田:そうですね、説明役はスペシャリストですし、ブリッジは「とにかくいいんだよ」と横からアピールして勧誘してきます。話の内容もFXとかバイナリーオプション、暗号資産など専門的なものなので、金融知識がない人だと、聞くしかないような状況になってしまい、最終的にお金を出させられるようなケースがあります。

牧野:専門用語ばかりだと、脳も思考停止状態になりやすいですよね。

多田:そのあたりに詳しくないということが、すでに勧誘役を通じて伝わっているので、説明役が一方的に話を進めてしまいます。マルチ商法では紹介者にキックバックが入るので、がんばってしまうこともあると思います。

知らないうちに情報を拡散してる!?

牧野:これが今、SNSを介して広がっているんですか?

多田:はい、ネット上には儲け話がたくさんあります。ついアクセスしてしまい、繋がった人から誘われることもあります。SNSやネット上での拡散というのがいちばん怖いんです。ほぼ嘘の儲け話もたくさんあるのに、それを信じて次の人に伝えてしまう……。これは投資マルチにも多いです。

牧野:悪意はないけれど、知らないうちに投資マルチを広げてしまっている可能性もあるわけですね。

多田:SNSで広がって、誘われて、確信犯的にやっている人たちにお金を出してしまいます。

牧野:どのようなSNSが、どんな形で利用されているのでしょうか。

多田:知人の紹介以外では、特にインスタグラムやTwitterの情報を見て繋がってしまい、そのあとLINEなどメッセージアプリでやりとりして、騙されていくパターンが多いように思います。

牧野:実は最近、きれいなお姉さんがインスタグラムやTwitterをやたらとフォローしてくるんです。あえて、ひっかかってみようとやりとりしてみたら、「LINEを教えて」ときて。なるほど、このパターンは詐欺の手口だと思いました。やりとりの途中で「LINEを教えて」というパターンは、ほぼサギじゃないですか?

多田:100%とは言い切れませんが、詐欺の被害にあう可能性は限りなく高いと思ったほうがいいですね。

投資マルチが増えている理由

牧野:投資マルチの被害が増えているそうですが、どんな理由があるのでしょうか?

多田:コロナ禍でお金に困っている人たちが多くなり、ネット上で何か簡単に稼げる方法がないかと探しているところに、悪質な投資マルチや騙す人たちが次々とやってくる。誘われても、何かおかしいと断ろうとする人もいるんです。ただ、断り方を全部見抜かれていますから、切り返されてしまいます。

投資マルチに引っかからないためには

牧野:投資マルチに引っかからないようにするには、どうしたらいいですか?

多田:まず、知人の紹介であっても、その人が嘘を信じ込んでいることもあるので話を鵜呑みにしないこと。セミナーや個別の勧誘に連れていかれても、その場では契約しないこと。契約するときは必ず契約書面と、相手の住所、電話番号などを確認すること。不安になった時には「188」(消費者ホットライン)に電話することも大切です。

牧野:「188」(消費者ホットライン)というのがあるのですね。

多田:相談員が相談に乗ってくれます。第三者の話を聞くことが大切です。

牧野:大体そういうセミナーでは「この場で契約したら、ものすごくお得」と言ってきますよね。

多田:考える隙を与えないで契約させてしまおうという魂胆ですね。こうしたマルチ商法の場合は、クーリングオフの期間が20日間あります。もし契約してしまっても解約できますので、悩んだらすぐに消費者ホットラインに相談してください。

牧野:軽いやりとりから沼にハマっていってしまうこともあるので、SNSで知らない人とつながるのは、まず疑ってかかることも必要なのかもしれません。
今回お話をうかがったのは……多田文明さん
悪質業者などへの潜入数は100ヶ所以上に及ぶ。数々の現場経験と被害者への聞き取り取材から、詐欺・悪質商法に詳しいジャーナリストとして一線で活動している。2017年には消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員も務めた。近著「サギ師が使う交渉に絶対負けない悪魔のロジック術(イースト・プレス)」

【初心者】FXは「危険」じゃない理由!失敗談あり【損失はある】

【初心者】FXは「危険」じゃない理由!失敗談あり【損失はある】

引用元:セントラル短資FX

つまり、強制ロスカットがあるので、入金した金額以下になる前に自動的にカットしてくれます。(損失を確定してくれる)

基本的には発生しないのですが、状況によっては強制ロスカットが発動せずに入金額以上の損失を被ってしまい借金になる可能性もあります。

借金になってしまう原因

FX初心者

のがたか

借金になるパターンはだいたい4つ

  • 大前提:レバレッジが高すぎる
  • 強制ロスカットが発動しなかった(追いつかなかった)
  • FX会社のトラブル
  • 借金をしてトレードする

大前提:レバレッジが高すぎる

大前提としてレバレッジが高すぎるというところですね。

ハイレバレッジにすることで、短期的に大儲けすることができるかもしれませんが、逆もしかり。というか初心者がハイレバで取引して勝てる見込みなんてほとんどありません…!

強制ロスカットが発動しなかった(追いつかなかった)

【初心者】FXは「危険」じゃない理由!失敗談あり【損失はある】

ですが、急な値動きで大きく相場が動いたときは強制ロスカットが発動できずに入金額以上の損失となってしまうことがあります。

そういった場合、FX会社から追加証拠金(追証)を請求されますが 支払えない場合は借金をして支払う しかありません。

FX会社のトラブル

借金をしてトレードする

【初心者】FXは「危険」じゃない理由!失敗談あり【損失はある】

なぜ借金をしてまでFXをするかというと勝てるからと思っているから。

借金しないためには

FXで借金しないために

  • レバレッジをかけすぎない
  • 短期的に利益を求めない
  • FXに全資金投入しない(他の投資先とあわせてポートフォリオを組む)
  • 借金をしてFXは絶対にしない(ロスカットを避けるための借金もしない)

FX取引のルール

  • 低レバレッジ:1倍〜高くても5倍まで
  • 短期目線ではなく長期目線
  • FXはポートフォリオの一部(10%〜20%)
  • ロスカットを受け入れる

このルールで取引する限り短期的に大儲けすることはできませんが、 リスクは限定的です。

そして、そもそもという話なんですが、初心者に裁量トレードはおすすめしません!!

初心者が下手に相場に手を出して負けるくらいなら 自動売買 を運用しましょう。

まとめ:損失はあるけど借金にはならない

【初心者】FXは「危険」じゃない理由!失敗談あり【損失はある】

今回は損失や借金についてまとめましたが、結論を言うと、「基本的には借金になることがほとんどなく、そこまでネガティブになる必要はない」ということです。

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