多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。
注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。当社でお取引を行うに際しては、 「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。
・税金の区分と税率について
店頭デリバティブ取引等(当社取扱商品では、選べる外貨・ちょいトレFX・選べる外為オプションが該当)に係る損益は、給与収入などの所得と合算されずに「 先物取引に係る雑所得等 」として申告分離課税の対象となります。
税率は利益に対して 一律20% (所得税15%+住民税5%)が課税されますが、2013年から2037年までの25年間は、復興特別所得税※として所得税に2.1%を乗じた0.315%が追加的に課税されます。
・確定申告書の流れ
①マイページから、損益証明書を発行し、年間取引の合計を確認する
②確定申告をする必要があるかどうかを確認する
③納税地の所轄税務署に提出
・課税対象期間
当社では、 1月1日午前7時から翌年1月1日午前6時59分まで のお取引が確定申告の課税対象となる期間です。
・確定申告書の提出期限
確定申告書の提出期限は、原則として 取引した翌年の2月中旬から3月中旬 の1か月間です。
・課税対象取引
対象期間中に確定した 為替損益 および スワップポイント損益 が課税対象です。
※未決済ポジションの評価損益については課税対象外です。
※キャンペーン入金額は、一般的に一時所得に該当します。
一時所得は収入から経費を引いた残りの金額が年間50万円未満であれば課税されませんが、詳しくは納税地の所轄税務署にご確認ください。
・必要経費について
現在、雑所得における必要経費の範囲は明確な規定が無いため、各税務署によって扱いが異なってくる場合があります。
以下に必要経費と認められる可能性があるものを記載しますが、詳しくは納税地の所轄税務署にご確認ください。
【入金時の振込手数料、通信費、セミナー参加費(交通費含む)、書籍代、PC購入費(減価償却分) など】
これらを必要経費として計上する場合、基本的に領収証などの証明書類の提出が必要です。
・ 確定申告に必要な書類の入手方法
確定申告に利用できる「 損益証明書 」は、PC版ホームページにログイン後のマイページ内「報告書」より過去3年間分の書類を発行できます。
損益証明書は、 取引年度の翌年1月以降 に発行いたします。
マイページ > 報告書 > 損益証明書(各商品)
・損益通算
店頭デリバティブ取引等は、市場デリバティブ取引等(先物・オプション取引、取引所FX等)との損益通算が可能です。
例えば、FX取引で50万円の利益が確定した一方で、日経225ミニで30万円の損失が生じた場合、FXで得た利益から日経225ミニの損失を差し引くことにより、20万円が課税対象額となります。
・繰越控除
繰越控除とは、その年に控除し切れなかった損失を、翌年以降に持ち越すことができるというものです。
FX取引において損失が確定した場合、その翌年以降3年間は店頭デリバティブ取引等や市場デリバティブ取引等で確定した利益から損失額を繰越控除することが可能です。
※繰越控除の適用を受けるためには、損失が生じた年から継続して確定申告を行う必要があります。
例)2013年に100万円の損失を出し、2014年に40万円、2015年に50万円、2016年に50万円の利益が確定した場合。
2014年と2015年の利益は繰り越された2013年の損失と相殺することができるため、確定申告をすればいずれも課税されません。
3年目の2016年は、残り10万円の繰越損失を相殺した 40万円 の利益が課税対象金額です。
(-100+40+50+50=40)
免責事項 FX取引に係る税金について
当コンテンツは信頼できると思われる情報・データに基づいて作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。また、当コンテンツを通じて法律や税金の助言を提供するものではありません。
万一、お客様がこれらの内容を参考にして損害が生じた場合にも、当社はこれに係る一切の責任を負いませんのであらかじめご了承ください。
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関連するFAQ
- 確定申告に必要な書類はどこから入手できますか。
- ポップアップブロックの解除方法を教えてください。(パソコン版)
- スワップポイントも課税の対象ですか。(『選べる外貨』)
- 取引報告書や取引残高報告書などを開いて見ることができません。どうしてですか。
- ネット入金24の操作方法を教えてください。
■外国為替保証金取引『選べる外貨』、『ちょいトレFX』および通貨バイナリーオプション取引『選べる外為オプション』は、金融商品取引法に規定される通貨関連店頭デリバティブ取引です。利益を保証した金融商品ではなく、取引対象通貨のレート変動で損害を被るリスクがあり、投資元本は保証されません。 ■外国為替保証金取引『選べる外貨』および『ちょいトレFX』は、預託した保証金の額に比べ大きい金額の取引ができ、マーケットの相場変動率に比べ投資元本の損益変動率が大きく、状況により損失が預託した保証金額を上回る危険性があります。買値と売値、スワップポイントの受取りと支払いには差があります。また金利変動により、スワップポイントが受取りから支払い等に転じることがあります。個人口座の場合、お取引には各取引通貨ペアの取引レートにより計算された取引額(想定元本)の4%以上の保証金が必要となり、保証金額の25倍までの倍率で取引が可能です。法人口座の場合は、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額以上の保証金額が必要となります。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令117条31項1号に定める計算モデルを用い算出します。当社はこの為替リスク想定比率を用いて保証金額を算出します。 ■通貨バイナリーオプション取引『選べる外為オプション』は、満期時刻に自動的に権利行使となるヨーロピアンタイプのバイナリーオプションで、投資元本を保証した取引ではなく、外国為替相場等の変動により投資元本のすべてを失うおそれのあるリスクの高い金融商品です。権利消滅となった場合、支払った購入金額の全額を失い、オプション購入後に注文を取消すことは出来ませんが、取引可能時間内であれば、売却することは可能です。ただし、オプションの購入価格と売却価格に価格差(スプレッド)があり、相場状況によってはスプレッドが拡大する等、意図した取引ができない場合があります。 ■外国為替保証金取引『選べる外貨』のインターネット取引手数料は、1万通貨以上の取引については新規・決済取引とも無料です。1万通貨未満の取引については、新規・決済取引とも1通貨あたり3銭の手数料がかかります。なお、ロスカットならびに強制決済につきましては、ロスカット・強制決済手数料として、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は1通貨あたり0.5銭(税込)、その他の通貨ペアは1通貨あたり5銭(税込)がかかります。 ■外国為替保証金取引『選べる外貨』は、時価評価総額が必要保証金の80%を下回った場合、ロスカットとなります。ロスカット時、強制決済時に元本を超える損失が発生する場合があります。 ■外国為替保証金取引『選べる外貨』および『ちょいトレFX』は、スプレッドが相場急変時、指標発表時等に拡大する場合がありスリッページが発生する可能性があります。このことから、発注時点に比べ不利な価格で約定する場合があります。また、市場の流動性低下等の理由により注文を受け付けられない場合があります。外国為替保証金取引『選べる外貨』のスプレッド実績は、当社のホームページに掲載されています。 ■外国為替保証金取引『ちょいトレFX』の取引手数料は無料です。投資助言報酬は、取引数量1,000通貨毎に1円(税込)です。 ■外国為替保証金取引『ちょいトレFX』は、時価評価総額が必要保証金100%を下回った場合、ロスカットとなります。ロスカット時、強制決済時に元本を超える損失が発生する場合があります。 ■通貨バイナリーオプション取引『選べる外為オプション』の取引手数料は無料です。
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