株式投資、エリオット波動の見方と使い方は?エントリーのタイミングも
出典:外為オンライン (実戦チャート術)
- 原則①:上昇波において3波は1波、3波、5波の中で最も短くはならない
- 原則②:上昇波の中で2波が1波の始点を超えて修正することはない
- 原則③:上昇波の中で4波が1波の高値を割り込むことはない
1-4.エクステンション
2.エリオット波動の使い方
2-1.エリオット波動の基本形
下降一波(a波)
下降二波(b波)
下降三波(c波)
3.エリオット波動をトレードに活かす
3-1.フィボナッチ・リトレースメントでエントリーポイントを決める
3-2.ZigZagを利用して、波動解析をする
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : エリオット波動理論とは @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
【オカルト?】エリオット波動は使えない…は本当か?
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エリオット波動は単なるオカルトで実践では役に立たない…と考える人々が多いという現実
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エリオット波動理論に「アンチ」が多いのはなぜか?
エリオット波動理論に「アンチ(否定派)」が多い理由はなぜでしょうか?端的に述べれば「大半のエリオット波動信者の解説が 後付け エリオット波動理論とは である」からです。
そもそも典型的なエリオット波動パターンはほとんど存在しないという現実
13もの派生パターンで、相場をいかようにも都合良く解釈できてしまう
- ダイアゴナル・トライアングル
- エンディング・ダイアゴナル・トライアングル
- リーディング・ダイアゴナル・トライアングル
- シングルジグザグ
- ダブルジグザグ
- トリプルジグザグ
- レギュラーなフラット
- 拡大型フラット
- ランニングフラット
- 対称型トライアングル
- 上昇型トライアングル
- 下降型トライアングル
- 逆対称型トライアングル
リアルタイムチャートでエリオット波動を捉えることは不可能に近い
無理やりこじつけて解説するエリオット信者にうんざり…
上昇5波動・下降3波動の波を正確にカウントする具体的な方法は、誰ひとり解説してくれない…
どうやって正確に「波」をカウントするのか誰か教えてくれ…
エリオット波動理論を崇拝する人々…
エリオット波動を肯定する人々
- – 読みなよ。(FXで勝てない人読みなよ。)
「エリオット波動」肯定派のYou Tube動画
最近はエリオット波動に関する動画をアップしているYouTuberトレーダーも多いですね。その多くは肯定派です。先の- 読みなよ。FX勉強会のYou Tube動画はこちら。
1. ラルフ・ネルソン・エリオット
ラルフ・ネルソン・エリオットは、1871年~1948まで存命し、もともとは会計士でした。病に倒れて仕事が続けられなくなったことを機会に、投資家への道を歩み始めています。
観察力に秀でた人物で、エリオット波動理論は、彼が見出したパターン認識に基づいたものといえます。
しかし、その波動は、相場にしか現れない特殊なものではなく、人間界のみならず、自然界に存在するさまざまな現象と、同一の性質をもつと強く確信していたようです。
2. サイクル=5波+3波
一方、下落波動では一度の戻りを示して急落しています。 エリオット波動理論とは
これもエリオット波動理論でいうところの、下落相場の基本形となります。
こちらはジグザグの数が3つとなり、上から順番にA波、B波、C波と呼びます。
(C)エリオット波動理論とは ゴールデン・チャート社 GC HELLO TREND MASTER(R)
3. 上昇相場における波動の特徴
(C)ゴールデン・チャート社 GC HELLO TREND MASTER(R)
■ 第1波
下落相場の終焉直後という段階になりますので、それまで売ってきた投資家が買い戻したり、目先の早い投資家が打診買いを進めるなどといった局面です。
ここで買う投資家たちは、いざとなったら即逃げるという体制にありますので、株価等の伸びが悪くなるとすぐに売りに転じます。市場にはまだ悲観的なムードが漂っているはずです。
■ 第2波
第1波を、下落相場の中の単なる戻りに過ぎないと確信して、売り方の活気が戻る場面です。
せっかく上昇した相場も、元の木阿弥というくらいに下げてしまうこともあります。
もちろん、上昇トレンドであれば、下値を割ることはありません。逆説的ではありますが、それによって上昇波動が開始されたことを確認できます。
なお、市場は再び下落したことから、総じて弱気な雰囲気に包まれたままです。
■ 第3波
下値を割ることなく切り返し、第2波の上値を超えてくるあたりから、市場も強気に移り変わります。
投資家がこぞって上昇を確信し、買いが買いを呼ぶことになります。
第3波は他の波よりも長く(強く)上昇を続けることが多いとされ、ここでの買い参戦は、通常よりもリスクが低いという解説がまかり通るほどです。
■ 第4波
上のチャートでは第4波は、ややトライアングルもしくはペナントのような形となっていますが、それこそが第4波の特徴であるともいえます。
単純な調整波ではなく、やや複雑で読み取りにくい形となりやすいといわれます。
時折、第3波の高値を超えて揉み合うような調整すら起こり得るため、第5波突入と勘違いしてしまうこともあります。
■ 第5波
ここまでくると、かなりの強気が市場に蔓延します。
「相場は楽観のうちに終わる」の格言通り、束の間の高揚感の中でピークアウトを迎えます。
もちろんファンダメンタルは悪化の兆しを見せていることも多く、それをものともしない強気があってこその、最後の急伸であり、ピークアウトなのでしょう。セリングクライマックスの反対、バイイングクライマックスともいうべき大相場が出来上がることも、稀に存在するようです。
4. 下降相場における波動の特徴
次のチャートをご覧いただくと、3段階による下降波動が確認できます。
それら1つ1つの波の特徴について確認しておきます。
上から順にA波、B波、C波と数えます。
(C)ゴールデン・チャート社 GC HELLO エリオット波動理論とは TREND MASTER(R)
■ A波
上昇相場でいう第1波と同じく、それまでのトレンドを引きずった投資家が多いため、市場は強気であり、相場も上昇トレンドの中の押し目であると認識されることが多い。
ただし、エリオットの上昇波動が5波であることを知っていれば、この局面が下降相場のA波であるかもしれないことを、事前に警戒することは容易です。
■ B波
戻り局面を上昇相場の再開と見る向きも多く、まだ前トレンドの空気を背負ったままでいる投資家が多い。
このB波にはくせがあり、場合によっては第5波の高値を上回るほどの戻りを見せることがあります。にも関わらず上昇相場が終焉していると断するには、かなりのエリオット習熟度が求められます。
■ C波
壊滅的なまでに急降下を演じることの多い場面です。いわゆる投げ売りがはじめると、雪崩のように下落していきます。
買いはじっくりと、売りはスピーディに展開するという定説にも頷けます。
ファンダメンタルも悪化しており、市場は弱気一色となり、そしてやがて、第1波を迎えます。このC波を含む波動がわかりにくいことの1つとして、C波のボトムが、A波のボトムを割りこまないケースがあるという点が挙げられます。
エリオット波動理論の解釈の仕方として、波があるかどうか、が重要なのであって、高値を抜けた、下値を割った、ということが波を定義するわけではないことは、注意しておくべき点です。
5. 効率的なエリオットの活用法
エリオット波動理論は、イレギュラーなチャートの形状までをも分析してトレードに活かそうとすると、その複雑怪奇さから、解釈違いや時間のロスを生みだし、結果を伴わない可能性があることから、深入りはお勧めしません。
ただし、単純なルール、パターンだけでも覚えておくと、重宝する場合が多いことに気づくでしょう。
ここでは、上昇波動について、そのシンプルに削ぎ落したルールを紹介しておきます。
1.どの波動も値幅は同じになる。
2.波動が延長される場合は黄金比である1.618倍に伸びる。
3.第3波が最も延長しやすい。
4.第1波と第4波は離れていて重ならない。
5.第4波と第5波は比較的わかりにくい形が出やすい。
6.第5波が、第3波の高値を抜くとは限らない。
7.2つの修正波(第2波と第4波)は同じ形にならない。
以上がエリオット波動の大まかな解釈です。
断言しているものもありますが、それに近い状態、あるいはそうはならないケースも当然多く出現します。
あくまで基本形であると捉えてください。
さて、これらのルールの中から、トレードに役立つものがどれかと考えてみると、「3.」が重要であることがわかります。
波動が延長するということは、長い間上昇することを示しています。
トレンドに乗って大きな利益を追求するためには、この第3波をしっかりと捉えることが大切になってきます。
つまり、第1波の高値を第3波が越えたあたりではポジションを取るということです。
では次のチャートはどのように捉えることができるでしょう。
第1波で1万円を超えて、いったん修正波が出て9050円へ下落、そして第3波が第1波の高値を超えたところ、という解釈が可能です。ただし、最後の足はまだ確定していない週足ですので、もう1日待ってから判断してもよさそうです。
また、第1波の中をつぶさに観察すると、この上昇波動の中に小さな5波が存在していることがわかります。
また、修正波である第2波も、細かな3波にわかれていることが見て取れます。
大きな波動の中には、小さな波動が存在し、上昇5波、下降3波のパターンを繰り返すというのが、エリオット波動の基本形なのです。
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