FXとは?
FXとは、「外国為替証拠金取引」の略称です。外国為替を利用した金融商品で、「外国為替保証金取引」や「通貨証拠金取引」と呼ばれることもあります。
株価の動きを利用して利益を狙う株式投資のように、FXでは為替レートの動きを利用して利益を狙うのが取引の基本になります。
円高・円安とは?
円高とは、同じ金額の日本円で交換できる外貨(外国通貨・日本円以外の通貨)の数量が、相対的に多い状態のことをいいます。
円安とは、同じ金額の日本円で交換できる外貨の数量が、相対的に少ない状態のことをいいます。
FXの取引のしくみと利益確定の方法
FXは、常に変動している為替レートがこの先どうなるかを予測して、上がると思ったら買い、下がると思ったら売ることで利益を狙います。
買いで利益を上げる方法
このように、株などの他の多くの金融商品と同じで、買った値段よりも高い値段で売ると利益、買った値段よりも安い値段で売ると損失が発生します。
売りで利益を上げる方法
このように、売った値段よりも安い値段で買い戻すと利益、売った値段よりも高い値段で買い戻すと損失が発生します。
株式投資にも、「空売り(からうり)」と呼ばれる、売りから取引を始めることができるしくみは存在しますが、一般的に空売りを行うには信用取引口座を開設する必要があり、さらに売買手数料とは別に一定の貸株料を支払う必要があります。FXなら余計なコストは一切かからず、1つの口座で買いも売りも自由に行うことができ、日本円が関係する通貨ペアなら円高と円安の両方で利益を狙うことができます。
FXの取引時間は?
FXは土日を除き、平日なら24時間、いつでも取引することができます。日本が祝日でも、取引が可能です。
また、外国為替市場の参加者が1日の中でもっとも多く、為替レートが動きやすいのは、日本時間の夜の時間帯といわれています。FXは、日中は仕事や家事でなかなか投資に時間が割けない方にも、取引チャンスが多い金融商品といえます。
証拠金とは? レバレッジとは?
その取引の担保となる資金のことを「証拠金」といい、個人のFX取引で必要な証拠金(取引証拠金)の金額は、実際の外国為替取引に必要な金額の4%(25分の1)以上にすることが、法律で定められています。
テコは小さな力で大きなものを動かすことができますが、このようなテコの原理のことを英語で「レバレッジ」といいます。そのため、このような取引は「レバレッジ取引」と呼ばれることもあります。
>>> 「証拠金」の詳しい解説記事 はこちら
>>> 「レバレッジ」の詳しい解説記事 はこちら
スワップポイントとは?
スワップポイント(スワップ金利)とは、金利の異なる2つの通貨を交換するときに発生する金利の差額を調整したものです。外貨預金の利息と似たようなもので、金利の低い方の通貨を売って、金利の高い方の通貨を買うことで、2つの通貨の金利差を日本円で受け取ることができます。
スプレッドとは?
スプレッドとは、売るときの値段(売値)と買うときの値段(買値)の差のことで、取引手数料(売買手数料)無料が主流のFXにおける、1通貨あたりの実質的な取引コストに相当します。
これは、外貨預金で円を外貨に換えるときや、外貨を円に戻すときにかかる為替手数料と比べると、圧倒的に低コストです。コストの低さから、外貨預金の代わりにFXを利用している方もいます。
ロスカットとは?
ロスカットとは、預けてある資産以上の損失が発生する前に、FX会社が強制的にポジションを決済して、損失を確定させるしくみです。
信託保全とは?
そのため、日本国内で法律にもとづいた登録を受けて営業しているFX会社で取引していれば、万が一、そのFX会社が破綻しても、投資家が預けたお金は原則として全額保護されます。外貨預金には、このような制度はありません。
株取引との違いは?
外国為替市場には非常に多くの通貨ペアが存在しますが、FXで取引できるのは、おおむね20~30通貨ペアぐらいが一般的です。基本的には流動性が高く、通常時は為替レートが安定している通貨ペアが対象となっています。
FXの疑問をズバッと解決!
FX初心者の通貨の選び方 疑問1…FXの取引単位は?
FX会社ごとに「取引単位」が定められていて、その取引単位の倍数で取引するのが一般的です。多くのFX会社で1000通貨単位の取引が可能で、なかには1通貨単位や100通貨単位で取引できるFX口座を提供しているFX会社もあります。
取引単位が小さければ、その分、取引に必要な証拠金の金額も少なくてすみますし、為替レートの変動による資産へのリスクも相対的に小さくなります。初心者の方は、まずは1000通貨単位などの少額から取引を始めることをおすすめします。
疑問2…取引をはじめるまでの流れは?
FXを取引するためには、FX会社に取引口座を開設する必要があります。株を取引するときに、証券会社に口座を開設するのと同じです。日本のFX会社でFX口座の開設を申し込めるようになるのは、原則として日本に住む20歳以上の方です(ごく一部のFX会社では18歳以上)。申し込みの手続きは、オンライン上ですべて完結します。
口座開設の申し込みには、本人確認書類の提出も必要です。取引をはじめるまでに、マイナンバー(個人番号)を通知する必要もあります。
疑問3…いくらあれば、取引をはじめられる?
FX取引を行っている方が、どれぐらいの資金を口座に入金して取引をしているかについては、「10万円未満」が37.5%、「10~30万円」が19.4%と、30万円以下が全体の半数以上を占めるという、FX会社の利用者調査結果もあります。
疑問4…なにを使って取引するの?
FXは、PC(パソコン)だけでなく、インターネットにつながっている端末のほとんどすべてから取引をすることができますが、近年はスマホアプリ(スマートフォン専用アプリ)をメインの取引ツールにしている方が、圧倒的に多いようです。
疑問5…FXの税金は?
FXでは一定の利益が出ると、翌年2月からの申告期間中に確定申告を行って、税金を納める義務が発生します。税率は利益の大きさにかかわらず、一律で20.315%です。複数の口座で取引している方は、すべての口座の損益を合算する必要があります。
FXのリスク
1…元本や利益が保証されていない
当然のことながら、FXは元本や利益が保証された取引ではありません。これは、ほかの投資でも同じことがいえますが、FXはレバレッジをかけて取引ができる分、ほかの金融商品と比較して、投下資金に対する利益や損失の割合が高くなる傾向にあることは、十分に理解しておく必要があります。
2…為替レートの変動リスク
外国為替市場の規模は非常に大きいため、FXも高い流動性と透明性が確保された金融商品であるといえますが、世界的な金融ショックなどによって、為替レートが急激に変動するリスクがあります。
3…FX会社の信用リスク
資産を預けているFX会社が破綻するなどのリスクです。ですが、FXには「信託保全」の制度があるため、法律にもとづいた登録を受けて営業しているFX会社で取引していれば、FX会社の信用リスクを過剰に心配する必要はないと思います。
4…システムリスク
FXはインターネット回線を使って取引するため、インターネットの接続状態が不安定な場所などでは、思ったように取引できないリスクがあります。とくに、外出先などからスマホアプリを使って取引する場合は、電波状況をしっかりと確認することをおすすめします。
FXで取引できる通貨の特徴
★米ドル
米国の情報は、日本にいてもたくさん入ってくるため、米ドルはFX投資家がもっとも取引しやすい通貨といえます。また、ほかの通貨を取引するときにも、常に動きをチェックしておきたい通貨です。
★ユーロ
ユーロ/米ドルは日本円が絡まないため、日本人にはなじみの薄い通貨ペアですが、外国為替市場ではもっとも多く取引されているため、流動性も高く、取引しやすい通貨といえます。
★日本円
米ドル/円と、「クロス円」と呼ばれる米ドル以外の通貨と円が絡んだ通貨ペアは、日本のFX投資家にとってなじみやすい通貨ペアになると思います。日本円を売って外貨を買うことで、多くの通貨ペアでスワップポイントを受け取れるというメリットもあります。
★英ポンド
世界の金融の中心地、ロンドン市場の外国為替取引量は世界一の規模ですが、英ポンド自体の取引量はそれほど多くありません。米ドルやユーロなどと比較すると、値動きが大きくなりやすい傾向があります。
★豪ドル
オーストラリア最大の貿易相手国は中国で、中国向けの輸出は全体の3割を占めます。そのため、豪ドルは中国の景気に敏感に反応しやすいといった特徴があります。また、原油や金などの商品(コモディティ)価格に影響を受けやすいという一面もあります。
FX初心者の通貨の選び方 ★ニュージーランドドル(NZドル)
ニュージーランドドルも豪ドルと同じように、中国の景気に影響を受けやすい通貨といえます。また、オーストラリアと経済的な結びつきが強いことから、オーストラリアの経済にも影響を受けやすく、同じオセアニア通貨として、豪ドルと似たような動きをすることもあります。また、豪ドルと同様、かつては先進国の中では金利水準が高めの傾向にありましたが、現在(2020年11月時点)のニュージーランドの政策金利は0.25%と、非常に低い水準になっています。
★カナダドル
カナダ最大の貿易相手国は米国で、米国向けの輸出が全体の7割を占めるといわれています。そのため、カナダドルは米国の景気に非常に影響を受けやすい通貨です。外国為替市場でのカナダドルの取引量は全体の5.0%と、決して多いとはいえません。為替レートの動きが大きくなりやすい可能性がある点には、注意が必要です。
★スイスフラン
「スイスフラン」とは、スイスの通貨で、通貨記号は「CHF」です。外国為替市場でのスイスフランの取引量は全体の5.FX初心者の通貨の選び方 0%と、カナダドルとほぼ同じ規模です。スイスは他の国との戦争はもとより、他の国同士の戦争にも一切介入しない永世中立国であることから、昔からスイスフランは、金融危機のときや、世界のどこかで紛争やテロが起こったときに、避難的に買われる安全通貨としても知られています。
★トルコリラ
トルコリラは一時期、非常に高い水準のスワップポイントを受け取れたことから、スワップポイント狙いのFX投資家から非常に人気がありました。しかし、金利の動きもそれなりに激しく、過去に急激な為替レートの変動が何度も起こったことから、取引には十分な注意を払う必要がある通貨といえます。
★南アフリカランド
南アフリカランドも高金利通貨として有名で、高い水準のスワップポイントを受け取れることから、日本のFX投資家に人気があります。ただし、トルコほどではありませんが、南アフリカも政治の情勢が不安定な時期が多いことから、急な為替レートの変動を常に警戒しておいたほうが良い通貨といえるでしょう。
★メキシコペソ
メキシコの輸出は8割が米国向けとなっているので、メキシコペソは米国の景気に影響を受けやすい通貨といえます。2016年に就任したトランプ米大統領が、メキシコの国境に壁を建設する計画を立てたことでメキシコペソが売られたことは、大きな話題となりました。また、アメリカ大陸の中ではカナダと米国に次ぐ原油輸出国のため、原油価格の動きにも、少なからず影響を受けると考えられています。
FX初心者におすすめの15口座を徹底比較!通貨ペアや取引手法も紹介
画像引用:外為ドットコム公式サイト
FXは土日は取引できませんが、株式投資など違って 平日なら24時間取引が可能 な点が特徴です。
24時間取引可能な理由は、FXは各国の通貨で取引を行うため、 時差により市場がクローズする時間がない ことが挙げられます。
働いている間に日本市場がクローズしたとしても、夜にはロンドン市場やニューヨーク市場がオープンし、21時から1時くらいまでゴールデンタイムとなります。
日中しか取引できない場合でも、日本市場がオープンしている時間なので、戦争や紛争危機が少なく「安全資産」と呼ばれる 日本円での取引が活発 です。
日本円をベースとした通貨で取引することで、普段ニュースで耳にする日本の情勢を加味して取引が可能なので、外資同士の取引よりも変動が読みやすく、比較的情勢の勉強が少なくとも取引が始められます。
取引時間別おすすめの通貨
日中に時間が取れる人:日本円を絡めた通貨取引
深夜に時間が取れる人:米ドルやポンド、それらの変動で動く通貨取引
FX初心者におすすめの通貨ペアは?
通貨は一般的に取引量などによって、メジャー通貨とマイナー通貨に分類することができます。初心者であればまずは メジャー通貨を組み合わせた通貨ペア で取引を始めるのがおすすめです。
メジャー通貨 | マイナー通貨 | |
---|---|---|
通貨の例 | ・米ドル ・日本円 ・ユーロ ・英ポンド | ・メキシコペソ ・南アフリカランド ・トルコリラ |
取引コスト (スプレッド) | 狭い | 広い |
値動き | 比較的安定している | 急変する可能性有 |
情報 | 入手しやすい | 入手しにくい |
取引量 | 多い | 少ない |
メジャー通貨は 情報の入手しやすさと相場の安定感が魅力 です。
さらにどこのFX会社でも取引コストが割安な場合が多いため、取引回数の多い超短期~短期的なトレードをする人に向いています。
FX初心者におすすめの通貨ペア
金融先物取引業協会の発表によると、国内の店頭FX取引の通貨ペアのシェアは 米ドル/円が5割以上 を占めています。米ドル/円の次に取引シェアの多いポンド/円と合わせると、8割以上がこの2つの通貨ペアになっています。
値動き (小⇔大) | 金利 (低⇔高) | 相場が動く要因 | |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 小 | FX初心者の通貨の選び方 0.00~0.25% | ・米国の金利動向 ・戦争やテロ |
ポンド/円 | 大 | 0.10% | ・英国の金利動向 ・インフレ率 ・ユーロ相場 |
ユーロ/円 | 小 | 0.00% | FX初心者の通貨の選び方 ・欧州中央銀行の動向 ・ ドイツの経済指標 |
豪ドル/円 | 大 | 0.10% | ・政策金利 ・インフレ率 ・中国の景気動向 |
スワップポイント投資向きの高金利通貨ペア
スワップポイント目的で投資を行う場合は、比較的値動きが安定している 南アフリカランド/円 や メキシコペソ/円 を選択するのがおすすめです。
値動き (小⇔大) | 金利 FX初心者の通貨の選び方 (低⇔高) | 相場が動く要因 | |
---|---|---|---|
ランド/円 | 大 | 3.50% | ・世界景気 ・金相場 |
ペソ/円 | 大 | 4.75% | ・資源価格 ・ 米国景気 |
リラ/円 | 大 | 16.00% | ・欧米諸国関係 ・地政学リスク |
高金利通貨ペアは取り扱いのないFXもあるため注意。また、世界情勢によって値動きも多くハイリスクハイリターンな点が特徴です。
FX会社によっては取引のない通貨ペアが合ったり、高金利通貨ペアのみ 最低取引単位 が変わる場合もあります。
FX取引までの流れと初心者におすすめの分析方法
- 口座を開設するFX会社を選ぶ
- 口座開設の手続きをする
- 必要なツールなどのダウンロード
- 取引に使用するお金の入金
- 通貨ペアや取引金額を決める
- 取引を始める
相場の分析の仕方は?何を見ればいい?
相場の分析の仕方には ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2種類 あり、投資家はこれらの2つの方法によりこれから先のことを予測しています。
ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
FX初心者のためのQ&Aを紹介
FX初心者にはGMOクリック証券がおすすめ!
GMOクリック証券は、スプレッドの狭さや手数料などのサービスの総合力が高いだけでなく、各種取引ツールの利便性も抜群です。ツールを活用することで、自分の 生活スタイルに合わせた手軽な取引 が可能になっています。過去のトレード情報の記録も豊富で、自分の取引を分析しながら、より利益を出すための 投資スタイルを確立 していくことができます。
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通貨ペアの選び方ってどうすれば良いの?
豪ドル/円月足チャート
(C)2012/WFXA
プロフィール FX初心者の通貨の選び方 :川合 美智子(かわい みちこ)
株式会社ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ代表取締役兼 外国為替ストラテジスト
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−2− 映画ファンドの仕掛け人 ファンドを通じ、コンテンツを「成長産業」に 2006年度第80回キネマ旬報ベスト・テンで、日本映画1位に「フラガール」が選ばれた - 特集【映画ファンド】 - 経済トピックス - 話題とコラム
【初心者必見】FXでおすすめな通貨ペアを解説!選び方・特徴とは?
FXは基本的に2つの通貨を取引します。
この時は 通貨ペアの売値と買値が表示されており、日本円のレートが表示 されています。
しかし、トルコリラ円、メキシコペソ円などの新興国通貨を取引したい場合は、FX会社をよく吟味しなければいけません。
FX主要通貨ペアの特徴
それでは次にそれぞれの 主要通貨ペアの特徴 を見ていきたいと思います。
通貨ペア | 特徴 |
---|---|
ドル円 | 世界中で取引されている基軸通貨ですので、情報量が豊富です。そのため為替の予測がしやすいので初心者には最もおすすめな通貨ペアと言えます。 |
ユーロ円 | EU圏内で使われている通貨ですので、ヨーロッパ情勢によって為替が変化します。ヨーロッパの国の経済に詳しい場合はおすすめです。 |
ポンド円 | イギリスで使われている通貨で、比較的乱高下が激しいです。EUの情勢やイギリスの状況が関わってくる通貨ですので、予測が難しいという特徴があります。 |
豪ドル円 | 金利が高くスワップ投資で人気のある通貨です。資源国ですので、石油などの資源価格で経済が変化するため別のベクトルでの視野が必要になります。 |
ニュージーランドドル円 | この通貨も豪ドルと同じく資源価格に影響を受ける通貨です。マーケット参加者が上記の通貨ペアよりも少ないので、為替が大きくブレることもあるので取引には注意が必要です。 |
ただこの中では圧倒的にドル円の情報量が多いので為替予測が立てやすく、おすすめの通貨となっています。
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FX新興国の通貨ペアの特徴
それでは次にボラティリティの高い 新興国の通貨ペアの特徴 をみていきます。
通貨ペア | 特徴 |
---|---|
トルコリラ円 | トルコで使われている通貨で、政策金利が19.75%とかなり高いのが特徴です。ただ、国内政治が不安定なため局所的に大きな下落が目立ちます。 |
メキシコペソ円 | メキシコで使われている通貨で、アメリカとの関係が直接為替に影響します。もし、アメリカとの関係が悪化することになったら、為替は一気に暴落するので注意しましょう。 |
南アフリカランド円 | 資源国の1つですので、資源価格に影響を受けます。最近では赤字が続いていた南アフリカランド経済の黒字化に向けた動きが活発化しているので、今後の期待が高い通貨です。 |
これらの新興国の通貨ペアはマーケット参加者が主要国通貨に比べて少ないので、為替の変動幅がかなり大きいです。
そのため、正確に動きを予測することができれば大きな利益を期待できますが、情報も少ないので 非常に投資判断が難しい通貨 と言えます。
短期的に利益を狙うのは難しいですが、どの通貨も政策金利が高い通貨ですので中長期的に保有する場合は、金利差の恩恵を受けられるためおすすめです。
これらの通貨は取引できるFX会社が限られているので、しっかりと取り扱っているかを確かめてから口座開設をするようにしましょう。
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FX初心者におすすめな通貨ペアの選び方
為替差益を狙う場合
為替差益で収益を狙っていく場合のおすすめ通貨ペア を紹介します。
為替差益を狙う上で重要になるのは、スプレッドが狭く流動性が高いことです。
スプレッドが狭いことで取引コストを抑えることができる上に、流動性が高いと値動きが安定するので為替予測が立てやすいです。
ドル円は世界中で取引されている基軸通貨ですので、流動性はトップレベルで高い上に、スプレッドも各FX会社がかなり狭く提供しています。
そのため、 初心者にもおすすめできる通貨ペア です。
また、ユーロ円もEUで取引されている通貨ですので流動性が高く、スプレッドも低く提供されています。
ただこのユーロの政策金利が0%ですので、ユーロ円を買いで保有するとスワップポイントの手数料が発生しますので注意が必要です。
スワップポイントの収益を狙う場合
次に スワップポイントで収益を狙っていく場合のおすすめ通貨ペア を紹介します。
スワップポイントで収益を狙うためには、政策金利を高く設定している通貨を選ばないといけません。
通貨ペア | 政策金利 |
---|---|
トルコリラ | 14.00% |
南アフリカランド | 4.25% |
メキシコペソ | 6.50% |
スワップポイントを狙った取引の場合、チャートを分析する手間がほとんどいらないので、時間のない社会人の方や学生におすすめな方法になります。
取引する際は、スワップポイントがなるべく高いFX会社を選ぶのがおすすめですので事前にリサーチをしてから口座開設をしましょう。
いくつかスワップポイントが高いFX会社があるのですが、 安定して高いスワップポイントを提供している会社と考えると、LIGHT FX、みんなのFXが最適 です。
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トレードスタイル別のおすすめ通貨ペア
それでは次に トレードスタイル別におすすめなFX通貨ペアを紹介 します。
スキャルピングトレードやデイトレードにおすすめな通貨ペア
スキャルピングトレードやデイトレードではテクニカルを使って為替予測を立てていくので、なるべく流動性が高い通貨を選ぶことが大切 です。
また、トレード回数が多くなるのでスプレッドが狭いということも重要なポイントです。
この2つの条件を考えると、ドル円とユーロ円が考えられます。
この2つの通貨の値動きの大きさを比べると、 ユーロ円の方がボラティリティが高い ので気をつけてください。
そのため、まずはドル円で取引を重ねてから値動きの大きいユーロ円を取引していくようにしていきましょう。
スイングトレードにおすすめな通貨ペア
スイングトレードの場合は数日間や数週間に渡ってポジションを保有し続けるので、 ある程度値動きが大きくてトレンドが発生している通貨を選ぶことが必要 です。
また、値動きに変化がないレンジ相場になっている通貨をスイングトレードしても収益は少ないので、トレンドがしっかり発生している通貨を選ぶことが必要です。
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中長期投資におすすめな通貨ペア
中長期トレードをする場合は、金利差が大きい通貨ペアを考える必要 があります。
日本円ベースで取引していく場合は、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソがおすすめです。
これらの通貨は高金利通貨と呼ばれ日本円との金利差が大きいため、長期的に保有することで大きな利益を狙うことができます。
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初心者は米ドル円の通貨ペアを取引するのがおすすめ
初心者の方が迷ったら 米ドル円を取引するのがおすすめ です。
米ドルは取引量が多いから為替が安定している
1つ目の特徴は取引量が多いため為替が安定しているということです。
三井住友アセットマネジメントが発信しているレポートによると、2016年の為替のシェアのうち 米ドルが約40%、ユーロが約15%、日本円が10% と米ドルが圧倒的なシェアを記録しています。
通貨 | 為替シェア |
---|---|
米ドル | 43.8% |
ユーロ | 15.6% |
日本円 | 10.8% |
ポンド | 6.4% |
豪ドル | 3.5% |
スイスフラン | 2.6% |
しかし、米ドルは取引高が大きいため為替変動のリスクを抑えることができるのです。
情報量も多いから相場を分析しやすい
米ドルは世界で一番取引されている通貨ですので、その分 情報量が豊富 です。
日本語でも各FX会社のアナリストが定期的にレポートを配信していますし、世界のニュースサイトでも米ドルの話題はトップニュースで扱われます。
テクニカル分析には一番向いている通貨ペア
これは1つのヘッジファンドや個人投資家が相場を動かせないほどに相場が大きいということになります。
これによって相場がマーケット理論に基づいて動いていくことが多いので、 これからFXをするという方はドル円で勉強をするのが効率的 です、
そのため、まずは米ドルで自分のスキルや知識を磨いていきましょう。
初心者にはおすすめしない通貨
新興国の通貨は控えておこう
まず1つ目は新興国通貨です。
もし取引する場合は少額から取引するようにして、大きな金額をトレードしないように気をつけてください。
値動きが激しい通貨には気をつけよう
2つ目は主要国通貨であっても値動きの激しい通貨はおすすめできません。
そのため、FXを始めたての方がポンド円を取引すると損失が大きくなる可能性があるので、流通量が多くて、値動きが少ない米ドル円やポンド円をトレードしていきましょう。
FXの通貨ペアが多い会社ランキング
FXをする場合は 多くの通貨ペアを取り扱っている会社を選ぶのが効果的 です。
もし、欲しい通貨がメイン口座で取引できなかったら残念ですよね。
そうならないためにも、FXをする場合はなるべく 通貨ペアが多いFX会社を選ぶ ようにしましょう。
1位 ヒロセ通商

おすすめ度 | |
---|---|
通貨ペア | 51種類 |
ドル円スプレッド | 0.2銭 |
安全性 | A |
最低取引単位 | 1000通貨 |
他の会社が20種類程度しか通貨ペアを提供していませんが、ヒロセ通商は51種類の通貨ペアを提供しています。
主要通貨はもちろん、新興国通貨ペアまで対応しているので希望の通貨を取引することが可能です。
また、 最低取引単位が1000通貨ですのでドル円を取引する場合は4000円 から始めることができます。
もちろんスプレッドも業界最狭水準で提供されているので、コストの面からでもおすすめできるFX会社です。
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2位 FXブロードネット
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
通貨ペア | 24種類 |
ドル円スプレッド | 0.3銭 |
安全性 | A- |
最低通貨単位 | 1000通貨 |
次におすすめできるFX会社は FXブロードネット FX初心者の通貨の選び方 です。
また、FXブロードネットではFXの自動売買をすることができるので自分で取引するよりもコンピュータに任せたいという人には向いています。
この会社も1000通貨から取引ができるので、資金を抑えて取引したい人に最適なFX会社です。
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3位 外貨ex byGMO

おすすめ度 | ![]() |
---|---|
通貨ペア | 24種類 |
安全性 | FX初心者の通貨の選び方A |
ドル円スプレッド | 0.2銭(原則固定) |
最低取引単位 | 1000通貨 |
次におすすめするFX会社は 外貨ex byGMO です。
この会社は24種類の通貨ペアが提供されていることに加えて、中国人民元の取引できます。
人民元は政策金利が高いので、スワップポイントが見込める通貨なのですが取り扱っているFX会社がかなり少ないです。
そのため、 FX初心者の通貨の選び方 人民元を取引できるこの外貨ex byGMOは人気が高いです。
また、この会社が提供しているスマホアプリは業界でもトップクラスの性能を発揮しますので、外出先でFXをする人には向いている会社です。
この会社も 1000通貨からFXができるようにサービスが提供されていますので、初心者の方にもおすす め できます。
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FXのおすすめな通貨ペアまとめ
いかがだったでしょうか、 今回はFXのおすすめな通貨ペアを紹介 していきました。
まだ取引する通貨が迷っているという人には情報量が多く、流通も安定しているドル円がおすすめです。
初心者の方でも比較的安定して値動きを予想できるので、相場観を身につけるためには最適な通貨です。
また、FXに慣れてくるうちに多くの通貨に興味が出てくると思うので、なるべく多くの通貨を取り扱っているFX会社で取引することが必要です。
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▼FXの始め方・やり方に関しては以下の記事をご一読ください!
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FX初心者向け通貨ペアとは? 基礎知識とおすすめの選び方を紹介
クロス円とドルストレートの値幅の違い(チャートはヒロセ通商、クリックすると拡大)
FX初心者にはクロス円の値動き理由がわかりにくいときも
FX初心者向け通貨ペア選びの4つのポイント
- 取引量の多い通貨ペア
- トレンドが明確に現れている通貨ペア
- 値動きの原因を把握しやすい通貨ペア
- トレードスタイルに合う通貨ペア
取引量の多い通貨ペア
トレンドが明確に現れている通貨ペア
値動きの原因を把握しやすい通貨ペア
なんとなく知っている通貨だから、もしくはキャッシュバックなどのキャンペーン対象の通貨ペアだからといった理由で取引しても、上昇・下落の理由がわからなければ、勝てる可能性は低くなるだろう。
トレードスタイルに合う通貨ペア
FX初心者おすすめの通貨ペアは?
トレンドが現れており、取引量も多く、自分のトレードスタイルでも無理なく取引できそうな通貨ペアを見つけられたなら、それはFX初心者でもおすすめできる通貨ペアといえるだろう。
通貨ペアのリクイディティとボラティリティ
「リクイディティ(流動性)」と「ボラティリティ(変動率)」の違い
流動性が低い場合のリスク
大暴騰・大暴落のとき、逃げられない
流動性が低い通貨を取引する場合、「損切り」を入れていても、逃げられなくなる場合があるのだ。逃げられなくなるほどの大惨事は誰も予想できないときに来るものなので、普段の取引から注意しておくほうが賢明だろう。 暴騰・暴落が起きやすい
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